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04  バリ ガーデン
 



01: 狭い小道を作ろう。
02: 高低差のある庭

03: 水辺のある庭 

04: 石のオブジェや石像

 
 01: 狭い小道を作ろう。
広い庭園の隠れた小道 
つづれ折の小道
狭い通路の両側には各種の植物が

広い芝生が広がり、その周りに花々が咲き乱れているような欧米の庭園は、まさに美しいガーデンのイメージの典型です。 けれども日本でその美しさを演出するには、かなりのスペースをとる必要もあり、現実的ではないことも多いはず。 

トロピカルガーデンはこれとは違い、うっそうと茂る木々のなか熱帯の花が見え隠れするといった雰囲気をもっています。 大きな庭園でも小さな庭園でも、先になにがあるのかわからない細い小道があり、そこを曲がったらどうなっているのかとワクワク感を持って楽しめる作りです。 このテクニックは、イギリスの細く長い庭でもよく使われています。 比較的広い庭でさえいくつかのパートに分けて、それを曲がりくねった小道でつないであったりするのです。これが楽しいのです。

だれでも、小さな入り口があったら覗いてみたくなり、そこに細い道があって先が見えなかったら、ふと足が向いてしまう好奇心を持っています。 たとえそれがマンションのベランダでも、テラスでも、小道があれば人の心は奥へといざなわれて行き、その小道の両側に名前も知らない木の枝が張り出していたり、熱帯の花が咲いていたらそこは小さな秘境となるでしょう。
02: 高低差のある庭

斜面に作られたプール

 

植物は上下左右あらゆる高さに

 

細い小道には高低差がたくさんあります

 

平らなところにもあえて高低差を設けて

 


変化に富んだ庭には必ず高低差があります。 斜面に作られたプールの周りは、まさに理想のプチ秘境。 実際につくることはかなわなくても、こんなイメージをもっていると、空間作りに役立ちます。

左の二番目の写真は宿泊した古いホテルの部屋の入り口。 屋根にも、そして玄関前の石の壁にもさまざまな植物があり変化に富んでいます。 ベランダなどでは壁面の高さをうまく使うとすばらしい空間を設えることができます。

左の三番目の写真は狭い小道と階段の組み合わせ。小道を曲がった先にはまた別の階段が・・・。どの方向へ行くのか、上がるのか下がるのかも判然としませんが、そこが惹かれる部分です。 そして両脇には、いろいろな高さのところから、いろいろな種類の植物が茂っています。 トロピカルガーデンの大きな魅力は植物相の多様性です。

一番下の写真は某ホテルの入り口。 平らなところにあえて段差があります。 正面には、水盤と壁。まっすぐには進めず、壁に沿って段を降りながら奥へと進みます。 高低差や、曲がった道を演出してミステリアスな雰囲気を演出。 ここを見て、空間を演出することの効果を心から実感しました。 ぜひあなたも小さな庭のプロデュースを試みてください。
03: 水辺のある庭

有名ホテルのヴィラ

 

 

小道の両側の蓮池

 

 

 ロビーの横にも小さな池と噴水が

 小道の脇に極小池を発見。



トロピカルガーデンではあらゆるところに水辺があります。 噴水のある池。 大きな蓮池。 極小の水辺。 水盤や瓶に水が張ってあるところもたくさんありました。 
左の一番上は、フォーシーズンズのヴィラの池。熱帯植物が繁茂する曲線に満ちた庭では、こんな直線のデザインがインパクトを持つようです。

私が宿泊したヴィラの小道にあった小さな蓮池。 鯉がいるので、蚊の幼虫は食べてくれるのでしょう、あまり蚊はいませんでした。 ライトアップで立体感が出るとなかなかいい感じです。

三枚目の写真は古いホテルのロビーの横。 写真ではわかりにくいのですが、写真左に小さな池と噴水があります。 水が静かに流れていて、動きがあり見ていてあきません。 さらに脇には小道があり、そこには高低差があります。さらに進むと広大なトロピカルガーデンの中へ迷い込むのですが、どこまでも細い道が続いていきます。 大きな蓮池が現れたり、極小の水溜りのようなものがあったり、石造がそこここにあり、歩いていてあきません。ヨーロッパの庭園でみかける庭の中央に偉容を誇示するような形で設けられたような水辺はほとんど見かけませんでした。 小道を回ると高い木に囲まれた比較的大きな蓮池が忽然と現れるといった感じで、木漏れ日や美しい葉のかずかずとともにひっそりとたたずむ風情を楽しみました。
04: 石のオブジェや石像

毎朝花を飾ってもらう苔むした石像

大きな葉が傘のように石仏の上に

プールサイドの石のテーブル

 石の噴水
 石の水盤、苔むした仏様、ミステリアスな雰囲気

 苔むした石がいたるところに



バリは石の文化だな〜と感じます。 バリに数多くある寺院は石で出来ていると言っても過言ではありません。これは日本のお寺のイメージとはまったく違うもので、カンボジアの密林の中のアンコールワットなどの寺院と同じように、石と深く関わってきた人々が作り上げたものなのだと感じました。

そんな文化が根底にあるためか、バリのガーデンでは石像や石で出来た水盤やテーブルをはじめ多くの置物を見ました。 その趣はヨーロッパのガーデンにある石像のたたずまいとはまったく違い、ガーデンのどこからでも視線を集めるフォーカルポイントではなく、迷路のような小道を進んでいくと、木陰のあちこちで出会う身近な存在のようです。 石像には毎朝、花やお供えが供えられ、日本のお地蔵様のように大切にされていました。

けれども、すべての石像が宗教色の濃いものというわけではなく、 カエルの石像など、ほほえましいものも多く、その苔むした風情はいいものです。

日本でも、自分の好みにあった石像をセンスよく庭やベランダに配置し、ウェザリング(時間がたった雰囲気を作り出す)で、苔むした雰囲気を演出すれば、時のたったトロピカルガーデンを演出できるでしょう。

また、ガーデンやテラスの家具はラタンや木製のものが多いのですが、 石のテーブル台や灯篭は風格がありいいものです。 とくに石のテーブル台はまだあまり多く使われていないところが、意外性もありおしゃれな気がします。

石の塀や壁の一部に埋め込まれた 石のレリーフは、特に印象に残ったものが多く、重いのはわかっていたのですが、10個近くを手荷物で持ち帰りました。 これをガーデンの効果的なアクセントにしようと今思案中です。 この石のレリーフは家の中でも大いに活躍するのではと、そちらもいろいろ工夫をしたいと考えています。
とにかく、これは使える!はずなので、みなさんも利用方法を考えてみてはいかがでしょうか?


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もう一年も3分の1が過ぎようとしていますね。

そんなで4月14日にイケアの神戸がオープンしてしまいました。 水曜日に三宮で打ち合わせがあり、やっと初のお邪魔です。

 


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